風水では、お香(香り)を大切にしています。
お香とはもともと、伽羅や沈香などの天然の香木のことを指していましたが、今では線香や焼香などの香り、またそれらの総称として使われるようになりました。
また、お香は古くから邪気を浄化してくれると信じられ、仏像などの材料として香木が使われていました。
それが元となり、お墓参りの際にお線香を供えるようになったと言われています。
今回はそんなお香の効果について紹介いたします。
お香炊く風水の効果は、浄化、ストレス解消など
風水では、お香を焚くと悪い気を浄化することができると考えられています。
そして、悪い気を浄化することによって、良い運気が入ってくるのです。
お香は煙の現れ方が神秘的なことから、霊的なエネルギーの浄化、切り離しにとても強い効果を発揮すると言われています。
実際に自室でお香を焚いてみると、その空間に溜まっていた悪い空気が浄化され、集中力の向上やリラックス効果が期待できます。
また、お香の開運効果は、お香を焚く場所によっても変わってきます。
例えば、玄関は嫌なにおいがこもりやすい場所です。
そういった嫌なにおいを放っておくと、どんどん運気が下がってしまいます。そこで、お香を焚くことによって嫌な空気が浄化され、開運効果を得ることができるのです。
ホワイトセージとは、浄化効果を持つハーブとして知られ、燃やした時に出る煙が様々な気を浄化できると言われています。
アメリカでは古くから、神聖な儀式や悪魔祓いなどに使われてきました。
これによって浄化効果も高まると言われています。ホワイトセージを部屋で焚くと、気持ちを和らげる効果や抗菌・抗ウイルス効果が期待できます。
最近、仕事や学校などでストレスを感じている人は、ホワイトセージのお香を焚くと、気持ちが楽になるでしょう。
邪気は、簡単にいうと悪い気のことです。
身近な例でいうと、
- 誰かに深い悩みを相談された
- 愚痴やマイナス思考な発言を聞かされた
- 災害や事故など悪いニュースを見聞きした
これらを浴びて一日が終わると、もうクタクタになってしまいませんか?
これがいわゆる「邪気」というものです。
いつも通り健康で精神的に落ち着いている状態なら貰わない邪気も、心身どちらかが不調な時は邪気を貰ってしまう確率は高くなります。
邪気を貰ってしまうと、
常にイライラする
不満を口に出しやすくなる
肩コリや頭痛が続く
やる気スイッチ入らない
ダメな私
などの症状が出て、日常生活に支障をきたします。
症状だけ見ると「自律神経のバランスが崩れがちなのかな?」「風邪の引き始めかな?」と思ってしまうかもしれません。
しかし、邪気による影響であることも考えられるので、「最近、気持ちがモヤモヤするような事があったかな?」と思い出すことが重要です。
自分の身の回りの物にも変化は起き、観葉植物や花が枯れやすくなったり、シルバーアクセサリーがくすんだりすることもあります。
もしかしたら、あなたの部屋には邪気が溜まっているのかもしれませんよ?
邪気を払うには、
盛り塩をする
日光や月光を浴びる
お祈りをする
入浴をする
上記の分が皆さん邪気払いされていると思います。
けれど、「お香を焚く」というのも、かなりの浄化作用があることをご存知でしょうか。
普段、私たちが過ごしているお部屋には色々な気が入り混じって充満しています。
お香の由来
元来、日本のお香は595年(より前だとされています)に始まったとされていて、“お香=薫物(たきもの)”と平安時代では言われ、燃え尽きるまでの時間を測る“香時計”とも言われていました。
江戸時代に入り着物に匂いを移す伏籠(ふせご)、鞠香炉(まりこうろ)などで使われてきました。
香典は元々、お線香を供えると言う意味がありましたが、現在では現金に変わっています。
なので、香典(こうでん)と呼びます。
これらはもしかしたら悪い気が溜まってきた合図かもしれません。仏教では「仏は香を食す」とも言われているので、調子の良くない時は魂が飢餓状態である場合も考えられます。
お香は火を使って焚いていくのですが、火は古くから浄化の儀式で使用されている聖なる代物です。
その火を部屋の中に置いておくだけで、空間を浄化し邪気を払うことができます。
悪いものを焼き尽くし、良い匂いで浄化していくお香は、とてもプラスなパワーを生み出してくれるのです。
お香炊くことで悪霊除け効果も
お香には悪霊除けという効果があるのをご存知でしょうか。
悪霊にはいい匂いを嫌い、悪臭を好むという性質があるのと信じられてきたので、こういったお香の効果が生まれたのでしょう。
お香をたく場所は、玄関やトイレがおすすめ他には?
お香は焚く場所によっては効果が違ってくるようです。
トイレは風水的にその家の健康運を左右する大事な場所だと言われています。
最近体長が悪いと感じている場合も、トイレでお香を焚いて浄化するといいようですね。
玄関は家の中で最も運気を左右する場所と言われているそうで、玄関でお香を焚くことで、良い運気が家の中に満ち溢れると言われ、開運効果が期待できるようです。
また、自室でお香を焚くと、悪い気が浄化され、集中力の向上やリラックス効果が期待できるそうです。
リビングは外出した際に知らずに背負ってきた悪い気が充満していることの多い部屋で、お香を焚いて浄化することでプラスのエネルギーを得ることができると言われています。
洗面所でお香を焚くと、美容運がアップの効果が期待できると言われています。
パワーストーンを取り入れて運気のバランスを図りたい方や運気を上げたい方、邪気を払いたい方。
様々な方がいますが、パワーストーンも付けている・置いているだけでは効力は下がっていくばかりです。
定期的(週に1度)にパワーストーンをお香の煙にくぐらせる事でパワーストーンがリセットされ本来の力を発揮してくれます。
まとめ
好きな香りのお香を焚くことは、リラックス効果があるだけではなく、風水的には浄化の効果も期待できるようですよ。
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