10月に入り、街の文具店には来年の手帳が並び始めました。
「どんな手帳を選ぼうかな?」と、ワクワクしながら眺めている人も多いのではないでしょうか。
10月に入ると、私は必ず文具店に足を運びます。
来年の手帳を手に取ると、まだ何も書かれていない真っ白なページに、
「ここから新しい一年が始まるんだ」と心が引き締まるのです。
手帳を選ぶ時間は、ただの文具選びではなく、
「自分の未来をデザインする時間」でもあります。
暦の上でも10月は「来年の気」が少しずつ動き出す時期。
だからこそ、この時期に“どんな手帳を選ぶか”が、
来年の流れを左右するといっても過言ではありません。
実はこの“手帳選び”こそ、運気を上げる絶好のタイミングなのです。
◆手帳は「現代版の暦」
手帳は、予定を書き込むための道具に見えて、
実は“現代版の暦(こよみ)”とも言えます。
ページをめくると、そこにはカレンダーや六曜、吉日、
さらには月齢など、古くから人が大切にしてきた
自然のサイクルがぎゅっと詰まっています。
私自身、手帳には二十四節気(にじゅうしせっき)を取り入れています。
「立春」「夏至」「立秋」「冬至」など、
季節の節目を意識して書き込むことで、
「今はどんな気が動いているのか?」が感覚的にわかるようになるのです。
たとえば、立春の頃には新しいことを始める計画を立て、
秋分の頃にはこれまでの流れを振り返る。
そうすることで、手帳のページが
ただのスケジュール表ではなく、自分の流れと自然の流れを重ねる地図になります。
手帳を通して暦を意識する暮らしは、
焦らず、比べず、今の自分を大切にできる時間にもなります。
「今日はどんな気が動いている?」とページを開くたびに、
心と時間の使い方がやさしく整っていく
それが、私にとっての“こよみ手帳の魅力”です。
◆陰陽バランスで運を整える
ここで少し、手帳を開いてみてください。
予定がぎっしり詰まっている日と、空白の日。
そのバランス、取れていますか?
私は以前、手帳を“埋めること”が仕事ができる証だと思っていました。
でも、ある時ふと気づいたんです。
「予定でいっぱいの日ほど、心の余白がなくなっていた」と。
中国古来の思想「陰陽五行」では、
プラス(予定あり=陽)とマイナス(予定なし=陰)の
バランスが大切だとされています。
理想は5:5のバランス。
とはいえ、現代では電気が普及し、
夜まで活動するのが当たり前になりました。
だから、“活動7割・休息3割”でもOK。
私の場合、空白の時間を「陰」として大切にしています。
予定を詰め込みすぎているときは、
あえて“立ち止まる日”をつくる。
反対に、予定が少なく気持ちが沈みそうなときは、
“人と会う日”を入れて流れを動かす。
そんなふうに“陰と陽の呼吸”を意識すると、
不思議とタイミングが合いやすくなり、
チャンスが自然に流れ込んでくるのを感じます。
手帳の空白は、決して「サボり」ではなく、
運を整えるための“休息のスペース”。
その余白こそ、次の流れを呼び込む力になります。
こで少し、手帳を開いてみてください。
予定がぎっしり詰まっている日と、空白の日。
そのバランスは取れていますか?
中国古来の思想「陰陽五行」では、
プラス(予定あり=陽)とマイナス(予定なし=陰)のバランスが大切だとされています。
理想は 5:5のバランス。
現代では電気が普及し活動時間が長くなっているため、
活動7割・休息3割でもOKです。
予定を詰め込みすぎている人は「立ち止まる日」を、
反対に予定が少ない人は「人と会う日」を、
意識的に取り入れてみましょう。
◆五行バランスで運を育てる手帳術
さらに運気を整えるには、
「五行(木・火・土・金・水)」のバランスを
手帳の中に意識的に取り入れてみましょう。
| 五行 | 意味 | 手帳で意識したい行動 |
|---|---|---|
| 🌳木 | 人間関係・成長 | 人と会う・ご縁を育む日 |
| 🔥火 | 学び・変化 | 新しい知識を学ぶ・手放す |
| ⛰土 | 安定・調整 | 部屋や心を整える日 |
| 💎金 | 美意識・秩序 | ルールを決める・磨く日 |
| 💧水 | 休息・感情 | 感情を整える・静かに過ごす日 |
予定を書き込むときに、
「今日は木の気を使おう」「今週は水の気を意識しよう」など、
五行のエネルギーを意識すると、行動と心の流れがスムーズになります。
◆手帳は“運を管理するツール”
手帳は、単なるスケジュール帳ではなく、
「自分の運をデザインするツール」**です。
・やりすぎていることは少し緩める
・全くやっていないことは少し増やす
そんな調整を「こよみの知恵」として日々取り入れるだけで、
自然と心と運の流れが整っていきます。
◆まとめ:手帳で“自分の運”と向き合う季節
秋は「実り」と「整え」の季節。
これまでの1年を振り返りながら、
新しい手帳に来年の希望を書き込む——。
その時間は、まさに“自分の運気と向き合うひととき”です。
次の一年、あなたはどんな気(エネルギー)と共に過ごしたいですか?
暦と手帳を味方に、日々の流れを整えながら、
小さな開運を積み重ねていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。


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