多くの方が仕事納めを迎え、
少しずつ「年末モード」に入る時期となりました。
一年を振り返りながら、慌ただしくも、どこか特別な空気を感じる――
それが大晦日です。
テレビではカウントダウン、
街では初売りや初詣の話題。
「新年に向けて、何を願おうか」と考える方も多いでしょう。
けれど、こよみすとの視点から見ると、
本当に幸せになれる人が大晦日にしていることは、
願い事とは少し違うところにあります。
初日の出よりも、大晦日の夕陽が大切な理由
一般的に「縁起が良い」とされるのは、
元旦の初日の出に願い事をすること。
もちろん、それも素敵な日本の風習です。
しかし、古くから暦や自然と向き合ってきた人たちは、
こう考えてきました。
本当に運がひらける人は、
新しい願いをかける前に、
「終わり」を丁寧に見送れる人である。
つまり、
初日の出よりも先に、大晦日に沈む夕陽に感謝を伝えること。
夕陽は「終わり」を象徴します。
一日の終わり、一年の終わり。
そこには、結果・経験・感情・学び、すべてが含まれています。
願い事の前に「ありがとう」を言える人が幸せになれる
本当に幸せになれるのは、
「来年はもっと良くなりたい」と願う前に、
今年一年を生き抜いた自分と環境に感謝できる人です。
・健康でいられたこと
・家族がいてくれたこと
・仕事や役割があったこと
・思い通りにいかなかった経験さえも
うまくいったことだけでなく、
悩んだ日、泣いた日、迷った時間も含めて、
「それでも、ここまで来た」と認めること。
この感謝の姿勢こそが、
次の年の運気の土台になります。
大晦日は「浄化」と「区切り」の日
暦の上で大晦日は、
単なる一年の終わりではありません。
こよみすとの視点では、
大晦日は
感情・人間関係・思考・執着を手放すための浄化の日。
夕陽が沈む時間帯は、
自然界のエネルギーも「静」に向かいます。
だからこそ、無理に前向きにならなくていい。
反省会をしなくてもいい。
ただ、
「ありがとう」と言って、
「お疲れさま」と自分に声をかけるだけでいいのです。
大晦日の夕陽が見える場所を探してみる

現代の生活では、
大晦日の夕陽が必ずしも見えるとは限りません。
高い建物、山、生活リズム。
気づけば、夕陽を見る余裕もなく
一年が終わってしまうこともあります。
だからこそおすすめなのが、
大晦日までの数日間で、夕陽がきれいに見える場所を探しておくこと。
・近所の川沿い
・少し開けた公園
・高台や見晴らしの良い道
・ベランダや窓から見える空
「ここで夕陽を見送ろう」と決める行為そのものが、
一年を丁寧に締めくくる準備になります。
家族・友人・仕事仲間に「ありがとう」を伝える

大晦日に、ぜひしてほしいことがあります。
それは、
身近な人へ「ありがとう」を伝えること。
改まった言葉でなくて構いません。
・「今年もお世話になりました」
・「一緒にいてくれてありがとう」
・「助けてもらって感謝しています」
言葉にして初めて、
感謝はエネルギーとして循環します。
直接伝えられない場合は、
心の中で思い浮かべるだけでも大丈夫。
人とのご縁に感謝できる人ほど、
次の年も自然と良い縁に恵まれていきます。
運気は「願い」より「姿勢」で決まる
多くの人が勘違いしがちなのが、
「運気=願いが叶うかどうか」という考え方。
実際には、
運気は日々の姿勢の積み重ねです。
・終わりを大切にできるか
・感謝を後回しにしないか
・自分を責めすぎていないか
大晦日に夕陽を見送り、
一年に「ありがとう」と言える人は、
自然と次の年も流れに乗りやすくなります。
大晦日を前に、あなたはどう過ごしますか?
大晦日は、
未来のために頑張る日ではありません。
「よくやったね」
「ここまで来たね」
と、自分に声をかける日。
その静かな肯定が、
新しい年の運気をやさしく押し出してくれます。
今年の終わり、
あなたはどんな気持ちで夕陽を見送りますか?
もし可能なら、
ほんの数分でも立ち止まり、
沈む夕陽に向かって
「ありがとうございました」
と心の中で伝えてみてください。
その一言が、
来年のあなたの幸せを、
静かに、確かに、育てていきます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。


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